今年お世話になったポケモン

 お疲れ様です。キミタケと申します。

先日Xで「いいねの数だけ今年お世話になったポケモンを紹介する」というタグが回っていて、皆さんのポケモン達との思い出を楽しく拝見させていただきました。私も便乗したく簡素ではありますが記憶に残っているポケモンを紹介したいと思います。いつも書いてる記事は無駄に冗長なんですが今回は短くまとめるので…流し見してもらえればと…

f:id:kimitakex:20231230031701j:image

 

(1)ユキノオー レギュレーションA

f:id:kimitakex:20231230014919j:image

HBユキノオーです。

私はポケモン対戦を今作SVからデビューしました。初めは右も左も分からず何から勉強したらいいか分からなかったのですが、とりあえずビジュアルが好みなユキノオーちゃんを軸に考えレギュレーションAに挑みました。初心者は動きがシンプルな構築がいいとは良く言われますが、たまたまこユキノオーは壁展開の始動要員として適性があり、大いに助けになってもらったのを覚えています。まだこの頃はTwitterのアカウントも作ってなかったな…

壁展開は基本的に積みエースを控えさせるのが定番ですが、レギュレーションAはヘイラッシャが積みへの強力な抑止力になっていました。また竜舞カイリューを止められるアーマーガアも厄介です。ユキノオー絶対零度でその両物理受けポケモンに強く出られる点が良かったです。ターン枯らしを零度で狩るイメージ。

スカーフカラミンゴと組ませて蜻蛉返りから繰り出したりしてた気がします。

f:id:kimitakex:20231230014434j:image

このくらいの順位まで連れてってくれて、ポケモン対戦もっと楽しみて〜って感じになりました。ユキノオー好きです。

 

(2)ゴチルゼル レギュレーションB

f:id:kimitakex:20231230014931j:image

HBです。レギュレーションBが始まり、私は「自分の対戦スタイルを探す」というのをテーマに色々と構築を試していました。対面とかサイクルとか展開とかそういうのです。あとは構築の作り方みたいな。そういうプレイヤーとしてのスタイルを探していた訳です。

レギュBはパラドックスポケモンが解禁されグッと環境のパワーが高くなったんですが、プレイヤーの皆さんがこのゲームに慣れてきたのか、いわゆる「テンプレ」みたいなものが可視化されてきていました。立ち回りやテラス、構築のタイプなんかです。今後このゲームで勝つには、この流行を追う必要があるな?と感じたのを覚えています。そこで私は流行りの構築にメタを貼る楽しさを知りました。

当時流行っていたのはセグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャの「セグカミラッシャ」と呼ばれるパーティです。それぞれの役割がハッキリしていて、カイリューに強く出られるのがシンプルで強い構築でした。これをどう崩すか考えた時、ポイントは選出率が高く火力の圧力がないヘイラッシャかな〜と思いゴチルゼルを用意したのです。どんな動きをするかは一目瞭然かと思われます。キノガッサとかキョジオーンもハメれるから結構良く出してました。

ゴチルゼルちゃんを使ったシーズンはあまり勝てなかったんですが、「メタ」が自分の性分に合ってるな〜という学びがあったと思います。

 

(3)アラブルタケ レギュレーションB

f:id:kimitakex:20231230020328j:image

自信作!イカサマダイスのアラブルタケです。

二度目のレギュBは攻めっけのある構築を使いたいな〜と思っていて、セグレイブを固定して色々構築を弄ってました。そこで交代戦をあまり行わず各個撃破を狙う「対面構築」を知り、対面駒を沢山考察したのを覚えています。対面構築勢の始まりです。

このアラブルタケは型の誤認性能が高く、まず読まれないのが強みでした。一般的なアラブルタケは草分けと身代わりでハメる動きが多く、サーフゴーを後投げしたりテツノツツミを後投げしたり身代わりカミで起点にしたりと対策のテンプレートが多くの構築に用意されていました。その裏を突くアタッカー運用です。噛み砕くと不意打ちの両採用がイカしていて、多くのサーフゴーを闇に葬りました。ミミッキュとかにも強かったです。

f:id:kimitakex:20231230021236j:image

初めて3桁を取れました。このシーズンをキッカケにTwitterのアカウントを動かし始めた…と記憶しています。

 

(4)ハリテヤマ レギュレーションC

f:id:kimitakex:20231230021747j:image

私の相棒の1匹であるハリテヤマです。レギュCは四災がドバーッと色んなポケモンをなぎ倒してこれまでの常識が通用しなくなる感じのシーズンでしたね。強いあくタイプが流行る→やっぱ格闘タイプっしょということで白羽の矢が立ったのがハリテヤマでした。チョッキハリテヤマはイーユイとハバタクカミという環境トップの特殊アタッカーに強く、こんなポケモンがガチな訳ないだろという油断を誘えるのが非常に強力です。シーズンを通してトップメタに躍り出ることが全くなく、相手の経験値が蓄積しないポケモンなので擦りがいがありました。格闘打点とバレパンは当然採用するとして、残りはぶちかましと叩き落とすって具合か?と相手は考えるわけですよ。そっから繰り出す冷凍パンチ。いや〜決まると気持ちいいんですよね…

デカヌチャンでイーユイを誘いハリテヤマで狩る通称デカヌヤマ構築でこのシーズンに初めてレート2000を踏みました。でもその後めっちゃ負けて3000位くらいで終了。「レートを200溶かす」というトレーナーにとって価値ある経験が出来ました。

このハリテヤマのようなポケモンを使って、また結果を出したいなって思ってます。とても大切なポケモンです。ビジュはそんな好きではないですが。

 

(5)チャーレム レギュレーションC

f:id:kimitakex:20231230023240j:image

ホウエン地方のバレパン覚えたポケモン使うと強くねというジンクスを信じてチャーレムを採用。

火力がハリテヤマの40倍程度あり、強力な選出圧力がありました。毒テラスにエスパー打点が一貫するディンルー、猫騙しで不利を取るパオジアン、バレパンで縛られるハバタクカミなどを動きにくくさせ、カイリューやサーフゴー、ハッサムウルガモス等を呼ぶ性質があります。そこでほのパンと岩封。技構成の完成度は神の域に達していると自負しています。陽気の方が見れる範囲は広かったのですが、対面構築故に受け出しの負荷を強めたい場面も多く、意地で使ってました。チャーレムは悪くなかったんだけど勝ちきれなくて最高レート1945、最終1800くらいで終了。

余談ですが、このシーズンにアイアムチャーレムというプレイヤーと当たりました。

どちらも構築の一番上にチャーレムを据えている生粋のチャーレム狂い。どちらのチャーレムが勝ったんだ…!?

f:id:kimitakex:20231230023939j:image

私が勝ちました。私がチャーレムです。ちなみにどちらもチャーレムは出しませんでした。イーユイを出された記憶がある。

 

(6)ゲッコウガ レギュレーションD

f:id:kimitakex:20231230024541j:image

900戦くらいして16041位を取った時エースにしていたポケモンです。ゲッコウガには申し訳ないことをしました。彼と私の戦いについて、詳しくは過去の記事に記載しているのでそちらをご覧下さい。見られたくないのでリンクは載せません。

レギュDって…準伝が色々解禁された訳なんですけど、結局その主役はウーラオスなんですよ。パオジアンなどのあくタイプを縛る圧力を持ったポケモンとしてウーラオスが台頭して、環境に居座って。私が当初考えていた以上に環境はこのレギュDで大きく変わっていたんですね。そこに対応…出来ませんでした。今も出来てません。ウーラオスのいる環境に苦手意識が強くあります。後ほど触れるレギュEもウーラオスが受ける圧力が差程高くなかったので私の苦手意識がまだ続いてます。レギュFはその辺少し変わってきそうですよね。ラティオスとかウーラオスに強そうですし。

ともかくトラウマのシーズンです。めっちゃ辛かった!ゴメンなゲッコウガ

 

(7)ハリーマン レギュレーションD

f:id:kimitakex:20231230025536j:image

最後にこのポケモンを紹介します。「ちいさくなるハリーマン」です。

このポケモンと私の物語もこのブログに記載されています。見ないでください。

考え方を変え、結果を残していたキョジオーン軸に強く出られるポケモンとして運用しました。剣舞を積むことで速度を出し、エースとして使えるポケモンです。とても手応えがあり、レート1990まで行きました。2000チャレは4回。でも結局勝てなかったんですよね。最終は1800くらいです。

前期のゲッコウガシーズンで大変に苦い思いをしたので、このシーズンは勝ちたいという気持ちが強くありました。なので勝ちきれなかった時は大変悔しく、Twitter上でも特定の個人の名前や戦術をこそ批判はしていませんでしたが、運が絡んだ負けについて愚痴るようなポストをしてしまっていました。それを見た方が「ちいさくなるハリーマンを使ってよくそんなこと言えたな」という旨のコメントを下さったのが印象に残っています。あの際ご不快に思われた方がいたら申し訳ないです。改めて配慮が足りなかったことを謝罪します。

ただ、このゲッコウガ―ハリーマンの苦い戦いを経て、憑き物が落ちたというか、視野が広がったような感覚もありました。まだまだ未熟な私ですが、いまは焦らず実力を付けて行けばいいかな〜と思っている次第です。契機となってくれたハリーマンに、ありがとう。

 

そんな訳で、ポケモンSVの対戦を通して、そしてTwitterの運用を初めて、沢山の経験が出来ました。ポケモン界隈のゴタゴタ、公式のアレやソレ、対戦のバランス、各々色々あると思いますが…やっぱりポケモンが好きです。この1年、熱を持って取り組んで良かったと素直に思っています。

少し早くなりますが、私がポケモン界の片隅で雑草のように存在することを認めてくださった全ての皆様に感謝です。私と戦ってくれたポケモン達にも感謝。

来年もよろしくお願いします。 Love!