自己紹介

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お疲れ様です。キミタケと申します。

このブログではポケモン対戦についての記事を不定期かつ無責任に載せているのですが、筆者である私について簡単な紹介をしておきます。今後の記事の解像度?参考?なんかそういうのに繋がるといいな…という願望です。あまり過度な自分語りはしないように心掛けて書きます。

 

私がポケモンを始めたのは6歳くらい。確かルビーが初めての作品だったと思います。ちょうど当時ダイヤモンド・パールが発売しまして、ゲーム好きな兄が購入したのを見ていました。それで興味を持ち、兄の持っている過去作を借りてプレイすることに。その以前からアニメや日用品でポケモンのコンテンツに触れる機会はあったので、遅かれ早かれだったとは思います。

ホウエン地方の旅は楽しかったですが、四天王のプリムで詰んで引退を発表。でもやっぱり楽しかったので、他の作品にも興味が湧きました。次にやったのは中古屋で購入した赤(初代)。ネットで調べたバグ技に興奮しつつセキエイ高原でフリーズして引退。まあゲームボーイカラーってよくバグりますからあんまりショックではなかったような気がします。で、初代に愛着が湧いた私は赤の探検隊とかファイアーレッドとかをプレイしました。(赤ばっかですね)ガーッとやりましたね。しっかりストーリーをクリアして、やり込んだのを覚えています。

そんなこんな生活をしてるうちにプラチナが発売、ハートゴールドソウルシルバーが発売、ブラック・ホワイトが発売…私の幼少期はそうしてポケモンと共に過ごしてきました。

とはいえ兄に影響を受けゲーム好きな子供だったので他作品もRPGを中心にプレイしていて、ポケモンだけが特別思いを寄せるコンテンツではありませんでした。いわゆるライト層の楽しみ方だったと思います。ニコニコ動画でもこうさんの「厨ポケ狩り講座」とかを見てたクソガキだったので対戦の簡単な用語は知っていましたが、まあその程度。実際に育成をしたことはなかったですし、BW2発売辺りからやや界隈との距離が離れて行きました。その頃私は中学生とかだったので、現実生活とのバランスもありました。でも対戦勢への憧れはあり、同じ部活の子に「ドクロエンペって知ってる?」みたいな事を言ってマウントを取っていました。本当に恥ずかしく、忘れていてもらいたい過去です。

そうして気がつけばオタク傾向の女としてグラグラと自我を形成するようになって…気がつけば20代になってしまいました。

ポケモンSVが発売した頃、私はメンタル疾患でお仕事をお休みしており、ヤケクソでゲームとかをしまくってました。たまたま目に付いた5世代以来のポケモンをやったのは、単なる気まぐれに過ぎなかったです。

割愛するんですがポケモンSVにマジで感動しまして、ポケモン欲が再熱。対戦勢としてデビューしたという流れです。それでROM用のTwitterアカウントをポケモン用アカウントにしました。

ネモいいですよね。ペパーやボタンちゃんも大好きですが、何よりネモと友達になれたことが心から嬉しかったです。

好きなポケモンはオトシドリ。セクシーで可愛いです。後はサメハダー。初めてのポケモンでは相棒として使ってました。エンニュートとか、レパルダスとか、デカヌチャンとかも好きです。Twitterのアイコンにしているハリテヤマはビジネスパートナー。まあまあ好き。パラドックスポケモンだとアラブルタケくんが好きです。

あく、どく、かくとう辺りのタイプに惹かれている傾向に最近気づきました。

対戦のスタイルは「対面構築」寄りです。選出択のスリリングさ、スピード感のあるバトルが私の性格にあっていると思い対面構築勢を名乗っています。

参考にしている方は…沢山居ます。240くらいのポケモンチャンネルを登録しているのでポケモン関係の実況者様、配信者様はみんな好きです。特に好きな方のお名前を挙げさせていただくと、「こらるのげんきにとびだそっ!」のこらるさんはネット慣れしたユーモアのあるポケモンお姉さんって感じが好き。ポケモンSVを初めてから初めて見た活動者様なので思い入れがあります。今後も元気に永遠に活動して欲しいです。

今後の目標はレート2000↑、500位以内です。過去の自分が1回2000越えを達成したのですが、レート保存をせずワンロムで特攻した結果3000位くらいまでオトシドリしてバウッツェルみたいにワンワン泣いてしまったので、とりあえずその過去の自分を越えたいです。

ネット初心者なのでオフイベ等への参加はまだ控えたいな〜と思っていますが、やがて"強者"になったら実力を試してみたいですね!

あと他にありましたっけ…キミタケという名前の由来は好きな作家さんから取りました。サリュというTNはグランブルーファンタジーのロベリアという推しキャラが「サリュ!」と挨拶するキャラなのでそこから取ってます。(適当すぎる)

好きな映画は「オペラ座の怪人(2004)」です。

 

こんな感じでしょうか。何か思いついたら追記します。

私と皆さんが今後も楽しいポケモンライフが送れますように。

 

 

 

シーズン16 雑っ記♡

 お疲れ様です。キミタケと申します。

何時からか恒例とし始めたシーズンの振り返りですが...タイトルの通り雑記です。自分で見返せるように思いついたことを書き連ねます。はてなブログの私物化です。今シーズンは同一レギュレーションの3ヶ月目。対戦数もあんまり稼げず(140戦くらい)結果も特に目立った所がない(2500位)私が環境について触れたり使用構築について言葉を尽くす意義は正直あまり感じられないので、書く側も見る側も気軽にやろうじゃないかということです。しかし、シーズン17に活かせそうないくつかの具体的な発見や抽象的な気づきがあったので、そういうのをまとめたいと思ってます。

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↑サムネ用 初めてのオンライン対戦でガケガニに3タテされた時のスクリーンショット

 

・構築の方針

3月中盤くらいから優れた構築を作る困難さに直面してました(いつもの)。そこで私は「環境のメタ」という曖昧な時代性を追いかけるのは一旦止めて、現環境で実質的に行えうる強い動き、強い性能についてだけ考えることにしました。同じメタ思考でもこれらは大きく異なります。より自身の構築を構成する要素を一般化したいと考えたわけです。熱心に環境を思うほど、いつの間にか不確かな情報に振り回されている自分に気づきました。このゲームはマッチングにブレがあるので、終盤の上位帯以外で流行りを気にしてもしょうがない側面があります。皆さんはこの解釈に至ってましたか?私は至ってませんでした。Twitterで見掛け、気を引かれる声はやはり上位帯で戦うプレイヤーの皆さんの声。それを耳にするうち何か自分も上位帯で戦ってる気分になっていたという訳です。サブリミナル効果とでもいいましょうか。

よって、典型的で強そうなパターンを事前に列挙し、それぞれの構築に勝てる確率がまあ50%以上机上で計算出来ればいいや〜という割り切った考えを導入しました。「徹底的な構築」から「どっちつかずの構築」にシフトチェンジした形です。メタを度外視した「だらけきった構築」とは少し異なると思います。

ここで少し話を脱線させます。「ランクマッチで結果を残す」という観点についてです。結論から私見を述べさせていただくと、「ランクマッチの結果はどんな構築でも残せる」。私はそう考えています。

このままではあまりに言葉が足りないので当然補足します。テメーはエアプか⁉️と、喉元から出かかった言葉を飲み込み、今まさに投擲せんと手に握った巨石を手放して私の話の続きを聞いてください。

先にも申し上げた通り、ランクマッチはマッチングの都合得意な構築を続けて引くことも不得意な構築を続けて引くこともあり、構築に帯びている属性の偏りが、勝率の偏りに現れるケースが多々あります。そして周知の通りポケモンバトルは大味な確率要素を多分に含み、一つの技選択に勝敗を左右する乱数が不可避的に発生します。プレイヤーの思考や持っている情報量もまちまちです。平たく言えば運次第で勝てる人もいます。

ですがポケモン対戦の最低限を知らなければ運の舞台に持ち込むことが出来ないのも常識であるはずです。ウーラオスは構築の並びだけで連撃と一撃、襷、スカーフ、チョッキ、パンチグローブを完全に判別することは出来ず、初手にだっしゅつパック持ちのイーユイでオーバーヒートを選択することが必ずしも強い択にはなり得ません。環境に則した適切な考察は長い目で見れば運の要素を有利にすると捉えられます。ポケモン対戦は絶対に運だけのゲームではない。

しかしながら。逆説的に言えば「ある程度の適切な考察」さえ出来ていれば運次第で結果を残すことが出来る、とも言い換えられるはずです。

勿論構築があらゆる意味で優れていればその分勝率は高まります。全ての構築に75%の確率で勝てる素晴らしい構築が完成するやもしれません。その分結果は伴いやすくなります。けれど栄えある1位の座に輝くのは勝率60%の構築かもしれません。

ランクマッチを楽しむプレイヤーは必ずしも最適解のみを求めて励むのではなく、それぞれがランクマッチに挑む背景、理由があり、目標があり、こだわりがあり、得手不得手があります。よって絶対に対戦環境は「BIG6」だけにはなりません。だからこそ「ランドロスではなく」「フライゴンを使うことで」勝率が65%から55%に下がるとしても、その戦略を選択するプレイヤーがいて、そのプレイヤーが結果を残す余地もあるということです。

上記を要約すると「(勝率が51%以上になりさえすれば)どんな構築でも結果を残せる(可能性がある)」という話です。それを踏まえた上で自分の立場を選び、楽しむ必要がある。

この私見を前提に私がランクマッチに臨む姿勢を考えた時、大事になるのは「構築が自分好みであること」、「最低限の要件を満たしていること」、「目標を設定すること」、「時間を設けること」です。これらを満たす様に考えていれば、ランクマッチという趣味あるいは営みに対して自然な態度でいられるのではないでしょうか。

お話が長いよ

ともかく構築に弱点を作ることは仕方ないことなんですよ!改めて割り切ることの大切さと向き合ったひと月だったってことです。

 

・実際に使ったポケモン

スタンに強いオオニューラカミカイリュー(三期連続)の並びを擦ってました(紹介は割愛)。いや、中盤くらいまでは色んな軸を試してましたが…

まずこの並びの(スタンに対する)弱点は初手オオニューラ対面でパオジアンを出されサイコファングを打たれることです。サイコファング持ちのパオは殆ど襷かつ霊テラス。ねこだまし警戒で結構テラスも切られます。あと鉢巻パオにつらら押されるのも高乱数で耐久振りオオニューラがやられます。

この対面に強く出られるのがパオ引き。パオに最速パオ投げて解決出来るな〜と脳内でなりました。実際この動きは強くスタン勝率は上がった。

このパオはオオニューラが苦手な相手に強く出てもらえるよう、そしてだらけきった役割対象を増やせるよう最速襷の耐久振り零度という激キモい型にしました。零度を二回押すことを明確な「強み」として見ました^^ ランドの蜻蛉→アシレのアクジェ耐え、ディンルーの地震二耐え、ウーラオスの水流耐え辺りで調整。

次に考えたのが、パオの選出を読まれないようにするための役割集中枠です。要はランドロスの対策がパオしかいないと選出を読まれるわけなので、他にもランドを見れる(見れそう)なポケモンをカモフラで入れるって話。それでいて何か別の役割も持てれば良さげです。

エルフーンを採用。特にパオが苦手なランドウーラ(この並び擦られすぎでは?)の典型的な選出を歪ませる効果があり、呼ぶ呼ばないの役割がハッキリしてるのが魅力です。ゴツメ光の壁蜻蛉型にしました。残りはアンコとムンフォ。後投げされるアカツキやイーユイ、オーガポン、サーフゴー、ブリジュラス辺りをいなして主に竜舞カイリューを通すのに使います。勝手に相手にケアしてもらうことを期待します。

最後はイダイトウに勝ちたかったのでアカツキを採用。高すぎる汎用性を評価してノマテラチョッキにしました。とにかく出しやすさを重視し耐久、素早さ、火力、全てに中途半端に振り分けた。あと、あくびループに強く出れるかな〜と思いつき途中からさわぐ採用にした。ハイボが欲しくなる場面多かったので非常に安易な対策と言えます。

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こんな感じ。オオニューラがいると毒びし展開がチラつくのでカイリューが羽持ってる?それともハバカミに投げれるチョッキ?とかそんなことをお相手が考えてくれそうなのがいい。

この構築の感想としては〜当たり前ですが崩しの要素が不安定なのとカミの型(枠)は別のにしていいと思いました。S操作の要素が欲しかったです。電磁波とかこご風入れたら強そう。あと相手の選出に左右されます。

スタンとランドサイクル、イダイトウ〆にはそれなりに強く、ママングライやドヒディンには5分くらいの勝率だったので想像通りのスペックと言えます。最終日は客観的に見ても下ブレてましたがこんなんでも3桁付近には行けました。

 

・まとめ

3月の感覚を元に4月はより"楽しい"という意味で発展した構築を考えたいです。

噂では近く伝説シーズンが来るとか。パオカミウーラが役割を持てる環境に思えるのでパワーが強まり選択肢が狭まる感じもしますが、始まってみなきゃ分かりませんし考えても私程度の人間では詮無きことでしょう。何にも考えずその時を迎えます。

雑っ記終わり❤️

メモ

対面スタン

初手+ハバカミ+(パオウーラカイリューオーガポン等) 

・カミパオの並びがミラーだと安定しないが平気でミラーを仕掛ける環境

ハッサムならどちらにも強く出られるため対面的な思考でハッサムを採用する構築もチラホラ

剣舞電気テラバが有名になり過ぎた感はあるのでどんなプレイをされても文句は言えないと感じる

後攻交代技サイクルや毒テラスのウーラオスなんかも見え透いた動きではあるので裏目あり

不透明な対スタンの勝率を多少切らざるをえないと考えるのか、それとも対スタンに拘るべきなのか

より対面に寄った構築だとイダイトウなどもいる

ディンルー、ブリジュラスの安定した処理ルートが狭いのも厄介

 

ランドサイクル

アシレーヌハッサム、カイナ、ラティオスなどタイプ受けで有限サイクルをする構築 

・ランド+パオに強い駒 切った範囲の多い安易な構築ではあると感じる 選出が読まれる割に数値が足りないので役割破壊を考慮しにくいのが弱点 重くなりがちな水妖をスカーフランド込みで処理出来るか、水ウーラがスカーフだった場合ケア出来るか

 

受けサイクル

ママンボウ、オーロンゲ、カミツオロチ、エルフーンモロバレルグライオンなどでサイクルし鉢巻パオやスカーフイーユイを通す

・身代わりをエルフーンがアンコ出来るという顔をしているが、交換など択が続くので如何なものかと思う あくタイプのポケモンを崩し枠に採用すれば決まった動きを考えやすい 例えば身代わり毒テラバトドロクツキとか?あとは挑発プレッシャーがチラつくアマガとかも相手の選出を誘導出来そう

グライオンTODは心底しょうもない S95に縛られるので見えない対策がしにくい

どくびしを加えた攻め意識氏の構築がバランス良く厄介

 

サイコシード展開

・使い手によってケアの範囲が違いすぎて泣ける

完成度の高い構築だが手の内が分かりきっていて強い=終盤までメタを切り替えせる構築なのだろうか?その割に数ばかり見るのが不思議でならない

オオニューラが身代わり持ってたりアクロバットだったりシャドクロだったりする

 

受けル

・純正は破綻した構築 パターンの違う受けサイクルが台頭してきているのでこっちの面倒まで見切れないプレイヤーも多いだろうと思う 気持ちはわかります

 

天候

・完全に舐めていたが前期見せコータスホムラでしっかり強い構築を組めている人がいて感動した

ステロ+アカツキとかそんな感じでやんわり点検する程度にしておきたい

 

トリル

・切ってもいい

 

・アロキュウがサイクルパーツとして厄介 連撃ウーラオスを意識したテラスやエース選出をしてくる傾向があるので、出来ればウーラオス以外の詰め筋を考えたい パオのサイコファングはどうやっても強い

使う側になると択合わせが多くて何だかなって感じでした

 

バトン

・バシャバトンや小さくなるバトン テツノカシラがこれらに強く出られるが、前述の通りランドハッサムが存在するので採用すると隙が出来るのが気になる ライドは水テラスが多そうなのでまた別途考えてください

ある程度の対策は考えても良さそう

ハリーマンはバトンではなく根性で起点作成をするポケモンなので害悪では無い

 

シーズン15 超巨大敗因群列挙

 お疲れ様です。ゴミカスと申します。シーズン15はタコ負け祭りでした。敗因をまとめます。一刻も早く忘却に努めたいという人格と逃げずに月初恒例の振り返り記事を書きあげろという人格がせめぎ合い、せめぎ合う時間が長引くだけ悲しみの波が押し寄せてきます。そんな2月の寒空です。結局のところ構築が未完なので簡易記事にします。今月はノーカンでお願いします。もう早く書こうよ!

 

敗因その1 環境分析に超失敗

・今月はランドロスが減少すると予想しました。前期のトップメタとして対策が可視化され動きにくくなっているはずだからです。クリアチャーム持ちに起点にされたり、厚底ブーツでステロを踏み倒されたり、氷テラバーストで不意の一撃を食らったり。HD方面の調整一辺倒な時代は終わり、環境に少ない陽気ベースなんかが増えるかな〜とざっくり予想。

→終盤…特に2500位くらいから潜った最終日はランドロスの群れに遭遇し白目を剥き泡を噴いた。

ランドロスの減少を見越して採用を続けたオオニューラが動きにくいまま、何故か前期以上にオオニューラの対策が増えていた感覚です。ランド入り構築の勝ち筋を追う感覚や選出パターンが掴めず、当惑に包まれながら氏んでしまいました。私は環境のメタから構築を組むタイプなので構築自体の完成度に直結した結果になったと感じます。その他の考察も色々と精度が低かった。と言うより、実際は先月と比べて大きく環境が動いたりはしていなかったのだと思う。

ランドロスの減少に伴いディンルー、グライオンアカツキガチグマ、そしてガブリアスなどを評価。ブリジュラスの処理ルートから流行すると思われる構築のタイプを幾つか仮定して考えたのですが、これらは机上の空論のまま終わりました。全部違った。頭でっかちが悪い方に働きました。敗因その1とか言ってるけどこれが全てだろと分析する人格もいます。ここに関しては上位の構築が出揃った後また考えようと思います。部分的には合っている考察もあると思うので…

 

敗因その2 スタートに超失敗

・マスボ級に上がるまで14敗しました。普段は、終盤以外の順位は関係ないよ〜という意見は頷ける部分も多いんですけど、今月の対戦時間をそんなに多く用意出来なかったので終始下位レートでばっか対戦してたのは良くなかったとしみじみ思っています。調子のいいシーズンはレートを盛る意識があるんですよね。

 

敗因その3 特定の構築に気を取られすぎて超失敗

・「ふんわりとした」対策が苦手です。一度対策を考え出すと過剰なメタ思考に囚われる傾向があります。今期はキョジオーン構築と受けサイクル構築、あくびステロ構築辺りのことを考えすぎてしまい、いつの間にかパオに頃され続ける構築が出来ていました。既存の構築タイプから点検をするのは結構ですが、主体的な勝ち筋の創出がかなり蔑ろにされていたという訳です。その点は特定の構築タイプに引きずられすぎてはいけませんよね。今期はめいそうラティアスを採用したのですが、このラティアスも「キョジオーンに強い」という点に囚われた調整になっていて、イマイチ頼りないまま終了。あと中盤辺りは新規のポケモンを活躍させることに拘泥していて発想が袋小路に陥っていました。先月「色んな構築を試そう」って言ってたのは何だったのだろうか?柔軟性に乏しかった。中途半端に構築を弄り、練度が非常に低かった。

 

敗因その4 時間の使い方を超失敗

・現実生活と趣味の時間の折り合いを上手に付けてスマートに楽しむのが大人というものですが、2月の上旬に発売した「GRANBLUE FANTASY Relink」に夢中になり、配信のアーカイブを見るために夜更かしをしては体調を崩していたことは明らかに愚かと言えます。最終日は眠いよ〜と言いながら粗悪なプレイを繰り返していました。マイナーの役割を予想したりするのが全然ダメでした。集中力を発揮出来るスケジュールを考えましょう。

 

敗因その5 精神論に陥り超失敗

・明確に今月やってしまった失敗。上位層はなんというか熱量のあるプレイヤーが多く、最後の最後は「魂燃やしたヤツが勝つ!」という気持ちのいい価値観がある印象を受けます。私はそれが結構好きです。普段は闘争心のない、負けず嫌いになれない私ですが、ランクマッチを通して子供のような競争心が擽られるのを感じます。

でも適当に潜ればいいわけではないです。誠実に向き合ってる人に失礼です。「なんか上手くいかないな〜」って時に、我武者羅に潜りすぎました。構築を見つめ直す時間を設けた方が良かったはず。

 

敗因その6 エラー落ちで超失敗

・いや超失敗じゃないですよ!回線には問題がないのにソフトのエラー落ちで落とした負けが6試合ほどありました。気持ちがとても悲しくなるのでやめてください。何か対策とかってあるのかな?

 

敗因その7 マイナーに振り回され超失敗

メジャーマイナーに関わらず、このゲームは「評価の違い」に悩まされますが…私はマイナー寄りのポケモンをそれなりに使う方です。マイナーを使う場合、そのポケモンのどんな運用が一番に警戒されるかをジャッジする必要があります。これを固めないと真価を発揮させられないのです。今期は運負けとかより想定と合わない試合展開で負けることが多かったので、ここは課題ですね。相手が60秒で大体どのくらいまでこちらのポケモンに考えを及ぼすのか…そういうトコが浅かったかな。具体的にはミロカロスを使っていました。勝気ミロを想定されない選出立ち回りに最後までイラつく結果になった。相手のマイナーにも頭を悩まされました。要は環境の分析が甘かった?

 

使った構築なのですが、どくびし+隠密めいそうエースって感じで考え始めました。前期のオオニューラの剣舞をどくびしにしてスイクンを別のポケモンにする感じです。めいそうエースはクレセ、カシラ、ラティアスが候補に。テラス込みでランド+ウーラオスに強く出られることが条件。めいそうエースはアンコや剣舞で簡単に処理される一方、積ませる勝ち筋がシンプルに見えるので構築を考えやすいです。

はじめに、ガチクレセ偽装構築を組みました。トリル展開を匂わせつつ最速アカツキ+めいそうクレセで詰めるプランです。ちょうはつカミやオーガポン、襷持ち、あくび持ち、カイリュー、サフゴを呼びます。そこをパオとか最速ステラカミで狩ります。クレセは強かったです。蜻蛉に平気で後投げ出来るのが良かった。

ただクレセが有効急所で突破されるケースが相次ぎ嫌になってしまったので、ラティアスを試すことにしました。ラティアスを活かすためランドの蜻蛉サイクルを選出時点で抑制出来るミロカロスやスカーフガラルサンダー、持久力ブリジュラスと組ませたりしました。キョジオーン+ママンボウとかも試した。ビルドウーラとかも試した。

気がつくとパオジアンに重くなっているのを感じました。あれ〜ラティアスってパオ重くなるの?ラッシャでも入れるか?ステロ欠伸展開も選べるようにする?とか思ってたらシーズンが終わった。最終はなんか…5000位くらいからニョロボンに負けて終了。最高でも1600位くらい。

 

まとめ

タコ負けに慣れている自分もいます。悔しい以前の得るものがあまりない中途半端なシーズンでしたが、次頑張らせてください。頭を冷やすことから始めます。一撃技 ちんちん おっぱい うんち

カイリュー1on1 罪と罰

 お疲れ様です。キミタケと申します。

2月14日。世間は甘いバレンタインデーを楽しんでいたのかなと存じますが、ポケモン界隈ではある酔狂なポケモントレーナーが「どのカイリューが1番強いか戦わせようぜ!」という遊びを提案しました。その名も「カイリュー1on1」。居ても立ってもいられず、参戦を決定しました。

結論から申し上げますと持ち物を間違えて敗走したのですが、禊の意を込めて簡易的ではあるものの記事として取り組みを書き残しておこうと思います。

 

1 謝罪

まず、こんなにも楽しい大型仲間大会を自らの注意欠如、慢心により不甲斐ない結果で終えることになってしまった全ての結果の責任者である私、トレーナーのキミタケが、謝罪の言葉を各位にお伝えしたいと思います。

はじめに、私のカイリューであるGALAXYちゃん(ニックネームです)。宇宙のように広がりを持った子になって欲しく名付けましたね。ランクマでも使用したことのある個体で、経験値の高さから採用を決めたんでした。この度は申し訳ありませんでした。おとなしい性格の女の子で、何でも言う事を聞いてくれます。持ち物のミスが発覚した後「私を頃してくれ」とお願いしたのですが、ただ困らせてしまいました。

大会に参加した対戦相手の皆さん。私が外れ値として偏差値を下げてしまい、大会の品位を下げてしまいました。許していただけますか?

そして主催のエモルガさん。すみませんでした。

 

2 考察

大会開始前に私がしていた考察の要点を披露します。自分用に書いてたメモからコピペ。↓

(1)大会

恐らく参加人数が多く参加者のレベルもまちまち メタに依存せずそれなりの勝率が期待できる型を考える

(2)環境予想

・下位

鉢巻、スカーフ→神速、スケショ、地震、アイへ 鋼テラスは中間択で採用されそう 妖テラスは裏目が多い割に初手スケショは少なそうなので切りたい

眼鏡→安定する行動が少ないので数は多くないはず

電磁波アンコ→ラム、電気テラス、外しと裏目多く流行しない

指振り→エンジョイ勢

弱保→安定しない

玉→相手の耐久もSもわからず

チョッキ→ありえん

毒テラス→あまり強くない

なげつける→考察出来ず

・中位

ステラ→型の特定不可能だがやや多そう

ゴテラ→メタ思考強いプレイヤーは採用か 高速移動やテラバの採用をすると汎用性が気になる

電気テラ→やや安定しない

みがわり→利点少ないがやや可能性あり

地面テラ→電気テラより利点多そう

水テラス→ありえるが数少ないか

おんみつ→やや依存度高い

1/4木の実→調整思いつかず

ゴツメ→神速型に強く現実的

・上位

怖い顔、岩封、こごかぜなどS操作からアンコ→安定感あり好まれるか

最遅→相手への依存度が低い 

 

3 実際の型

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しめつけバンド最遅渦守カイリューです。

基本は渦→守る→しんそくor地震→守るって感じで動きます。守るスタートは上からアンコで詰みそうですが下位レートなら有効そう。下から渦、次に守る、そして神速と動けるとアンコカイリューに強めに出れそうです。スケショカイリューや鋼テラスにも強そうです。2連守るの上振れも期待できるかもしれません。

調整の意図は良く覚えてませんがスケショ+神速みたいなのを意識しつつマルスケが剥がれた状態でなるべくけたぐりを耐えれるようにした気がします。

まずカイリュー1on1は全対応が不可能なので、耐久のあるけたぐり神速やゴテラアンコなどは神速よりも早い速度で降参ボタンを押します。渦外しやアイへ怯みも白旗です。

最遅を使うメリット自体は多いと感じたので、竜舞とかでも良かったかもしれません。

 

4 結果

ねばりのかぎづめとしめつけバンドを間違えました!

 

5 まとめ

確か前もアイテムとかを間違えて仲間大会に参加した気がします。私は社会生活を送る上では何ら注意力等には障害を感じず過ごしてきたのですが、それは周りの方の支えがあって成り立っていたものであり、本当はかなりざこざこ人間なのかもしれないなと思いました。声出して「しめつけバンド、ヨシ!」とか言って確認してました。「罪というものは存在しない、罪の意識のみが存在する」という言葉を何処かで見たような気もしますが、今回の一件は眠っていた罪の意識が顕在化したように思われます。何を言っているのか私もよく分かりません。

これで終わっちゃうのは寂しいですが、またこういった機会に恵まれ、皆さんと遊べればいいな〜と思っています。

キミタケの判決:シベリア流刑8年

劇場版ポケットモンスター どたばたお買い物大作戦!

キミタケ「お疲れ様です…キミタケと…申します…うーん…」

ハリテヤマ「おい、大丈夫か?まだうなされてんのかよ」

 

ハリテヤマ「キミタケが謎の高熱で寝込んではや二日が経つのか。助けてやりてーけど、原因がわからないんじゃ手の施しようもないぜ。ハリテヤマ族が知恵に長けた種族でないことも相まって状況は絶望的だ。誰かどうにかしてくれないもんか?」

バサッバサッ…

ハリテヤマ「ん?このやかましい羽音は…」

???「ホッホッホ!地を這う者達、ごきげんよう!」

オトシドリ「私です!オトシドリですよ!」

ハリテヤマ「おっおう…お前か…どうしたんだ?結論から言うとお前に構ってる時間はないんだが…」

オトシドリ「ムキ!救いの翼が差し伸べられんとしているのがわからないのですか?キミタケが病に臥せっていると風の噂で聞きつけ、わざわざ駆けつけてやったのです。むしろ感謝してもらいたいものです。それで?容態は?」

ハリテヤマ「おう。原因がわからねーしキミタケもすっかりうなされちまってコミュニケーションが取れないんだよ。せめてキミタケから話が聞ければいいんだが…」

キミタケ「うーん…うむむむむ…」

オトシドリ「ふむふむ…意訳すると、『オトシドリは大空の宝石だ』と、まあそういう旨の事が言いたい様ですね。」

ハリテヤマ「何の意を訳したんだよ。ふざけてんじゃねーよ。もういいよ。少し危険かもしれないけど、何とか病院まで連れてこう。」

ビビビビビ…(突然の電子音)

ハリテヤマ「何だお前!」

???「ビビビビビ…」

テツノカシラ「ワレハ、テツノカシラ、ダ」

オトシドリ「誰ですか?」

ハリテヤマ「ああ…こいつはアレじゃねえか。キミタケが最近GTSで交換してもらったIron Crownくんだ。急に現れて一体どうしたんだ?」

テツノカシラ「マスター、キミタケノ生命反応ガ微弱ニナリツツアル。サイコPOWERニヨル原因分析終了ニツキ、報告ヲ、オコナウ。」

ハリテヤマ「おお!突然助かるぜ。」

テツノカシラ「体内炎症ニヨリ、栄養吸収率、低下。栄養失調。炎症緩和ガ期待サレル食材ヲ摂取スル必要アリ。」

オトシドリ「なるほど。身体の炎症を治さないと栄養が上手く摂れない状態になっていたのですか。可哀想に。それで?テツノカシラ、キミタケには何を食べさせればいいのです?」

テツノカシラ「総合的ナ基準カラ計算―――出力完了。ハッコウシティ、デ販売シテイル『ふんだん!チーゴの実トッピング牛丼』(略称:チー牛)ガイイダロウ。」

ハリテヤマ「マジか。まあ多分本当なんだろうな。早速買いに行こう。ハッコウシティの牛丼屋ならキミタケがよく行ってたから場所はわかるぜ。ありがとな、テツノカシラ!後は任せてくれ!」

オトシドリ「ふむ、まあまあの仕事でした。では早速行きますよ、ハリテヤマ!」

テツノカシラ「イイワスレテイタガ、キミタケノ寿命ハ推定20分。イソイデクレ。」

ハリテヤマ「えっ❗️❓」

オトシドリ「えっ❗️❓」

 

ハリテヤマ「はあはあ…こんな速度で走ったの初めてだぜ。すばやさ種族値の限界を超えた気がする。何とかチー牛(590円)を買えたな。」

オトシドリ「後は戻るだけです。何事も無ければ間に合うはずでしょう…」

オトシドリ「ムム!何やら妙なポケモンが現れましたよ!」

???「どひ!どひ!」

オトシドリ「何ですか貴方は!退きなさい!」

ハリテヤマ「ん?ああ、コイツはキミタケが知り合いのトレーナーに交換してもらったドヒドイデじゃねえか。一体どうしたんだ?」

HBドヒドイデちゃん「どひ〜どひ!」

オトシドリ「真面目に翻訳すると…『遊ぼう!』と言っているようです。何言ってんですか。状況分かってます?イカれてるんですか?」

ドヒドイデちゃん「どひ♡」

ハリテヤマ「全然道を譲ってくれないぜ。な、何考えてんだこのポケモン。」

オトシドリ「…あ、私理解しましたよ。あまり考えたくありませんが。」

ハリテヤマ「何かわかったのかオトシドリ。よくわかんねーけどさっさと退いてもらわなきゃ困るぜ。」

オトシドリ「いいですか?このドヒドイデは…受けルーパーの方からキミタケに譲られたドヒドイデなのです。」

ハリテヤマ「おう、知ってるぜ。それがどうかしたのか?」

オトシドリ「受けルーパーという人種は、基本的には制限時間いっぱいを使ってジワジワと相手を嬲り頃すやり口を得意としています。その戦術を得意とするトレーナーの元で生まれたポケモンは、基本的に遅延行為を遊びのように楽しみ、なんの躊躇いも感じない感性を持っているのです。」

オトシドリ「このドヒドイデは…キミタケのTOD(タイムオーバーデス)を狙っているのです。恐らくは無邪気に、何の悪意も無く。むしろTODを完遂すれば褒められるとでも思っているのでしょう。まだ若いポケモンのようですから。」

ハリテヤマ「ば、馬鹿な。そんなのポケモンじゃねえよ。悪魔じゃねえか。」

オトシドリ「ですが事実です。このまま粘られればキミタケの命はないでしょう。」

ハリテヤマ「…守りの堅いドヒドイデを崩すことは容易じゃねえぞ。一体どうすりゃいいんだ!」

オトシドリ「落ち着きなさい。チャンスは一度きりです。私と貴方の最高火力を叩き込み、一撃でノックアウトさせるのです!ドヒドイデには悪いですがこの際仕方ありません!」

ハリテヤマ「そう…だな。俺とお前はブルベリーグ攻略の時タッグを組んだこともあった。何だかんだ言って俺とお前なら…やれるよな。やってやろうぜ!」

オトシドリ「ホッホッホ…貴方と共闘など、これで最後にしたいものですね!では行きますよ!私に合わせなさい!」

オトシドリ「貴方の堅固な守りを貫きましょう!ブレイブバーーーード!!!

ハリテヤマ「うぉおりゃ!ぶちかまし!!!

オトシドリ&ハリテヤマうおおおおおおお!!!!!

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ドヒドイデちゃん「自己再生w」

 

オトシドリ「結局あのドヒドイデを倒すのに20分掛かりましたね。」

ハリテヤマ「ああ。でも仕方ないぜ。キミタケは多分氏んじまったけど、俺達ポケモンは前を向いて生きていくしかない。帰ってキミタケの墓を作ろう。それで…このチー牛を備えてやろうぜ。」

オトシドリ「残念です。キミタケはまだまだ生きてすべきことがあった人間でした。しばらくは生き物に岩でも落としまくって気持ちを切り替えることに専念します。」

ハリテヤマ「あーあ。これからどうしたもんかな。あ、そろそろ着くぜ。」

オトシドリ「ですね。…おや?家の灯りが付いていますよ?」

???「ふふふ…」

ハリテヤマ「おっお前は!」

 

キミタケ「お疲れ様です!キミタケと申します!

ハリテヤマ「うおおおおおおお!」

オトシドリ「早速化けて出ましたか!会えて嬉しいですよ、キミタケ!」

キミタケ「違うよ〜本物だよ!」

オトシドリ「馬鹿な、氏んだはずでは?どうして生きているんです?」

キミタケ「テツノカシラが喋ってるあたりで、ぼんやりしてたけど意識が覚醒し始めてね。慌ててバックに入ってたチーゴの実をかき集めて50個くらい食べて、まっさら餅をそのまま齧ってたら熱が下がってきたんだよ。危なかったな〜。」

ハリテヤマ「そりゃ良かったぜ。でもよ…俺達失敗しちまったんだよ。お前の友達として合わせる顔がないぜ。」

オトシドリ「むう…この私が付いていながら、不覚です。」

キミタケ「そんなことないよ。大切なのは、どんな結果になったとしても、やっぱり気持ちだよ。心から私を助けたいと思ってくれたこと、すごく嬉しく思います。ハリテヤマ、オトシドリ、ありがとう。お買い物大作戦は大成功だよ!」

ハリテヤマ「…ハハハ、そうだな。お前が助かったんだからそれでいいよな!これからはバトルでお前を助けてやるぜ!」

オトシドリ「ホッホッホ!なら快気祝いと行きましょうか!ここにいいチー牛がありますよ!」

キミタケ「トホホ〜もうチーゴの実は懲り懲りだよ〜」

ハリテヤマ&オトシドリ&テツノカシラ&ドヒドイデ&キョジオーン「ハハハハハハハハハ!」

 

そうしてキミタケ達はみんなで一人前のチー牛を分け合い、食べたのでした。チーゴの実はとても苦かったけど、忘れられない思い出になったそうです。

〜完〜

シーズン14 とても悔しい

 お疲れ様です。キミタケと申します。今月もランクマッチの振り返りをしたいなと思います。例の如く雑記の色を帯びていてやや冗長な文章になってしまっているかもしれませんが、ご容赦くださると幸いです。

新年最初のシーズン14は新レギュレーション。碧の円盤で解禁された一般ポケモンラティオスなど一部の準伝説ポケモンが解禁され、新たな風が吹くシーズンとなりました。「パオカミウーラ」を初めとする従来の強力な並びを崩すポケモンは?その対策は?様々な構築タイプに対応出来るか、視野の広さとバランス感覚が問われるシーズンという印象です。

私は、今シーズンは「選出誘導力を高める」というスローガンを掲げ構築を考えました。自身が好んで使用する対面構築、その勝率を高めるのに最も有効な要素は選出にあるとしみじみ考えたためです。その辺が実際のとこどうだったのかこれから振り返りたいですね。

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・構築を組む

前期使ってた未完の並び(オオニューラ、ハバタクカミ、カイリュー)に未練がましくも可能性を感じていたのでここからスタートしました。

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努力値は確かこんな感じだったような…?気がします。

耐久振りオボンオオニューラはですね〜フェイタルの不快な上振れ要素があってパオカミウーラ、オーガポンにやや有利を取れる優秀な初手要員です。対策が薄い構築には無類の強さを誇ります。

オオニューラで対面突破、甘えるカミで起点作成or対面突破、ラス1にスケショカイリューを繰り出す、このシンプルな3匹が基本選出です。

この並びは前期から特にアップデートされてないので、残りの3匹で弱点を補ったり選出誘導を考えたりします。対策が必要な要素を挙げてみましょう。

(1)霊獣ランドロス

まず、オオニューラを初手に出す構築はランドロスに非常に弱くなります。逆に言うと強烈にランドロスを誘えるので上手に対策出来れば儲けものです。ランドロスはめちゃ強いブリジュラスに強めなので中盤以降の環境ではかなり流行していました。

型はクッション的な運用に長けたHDオボンかスカーフが主流で、ブリジュラスやウーラオスと組んで攻めっけのあるサイクルを回してきます。ドヒドなどと組む受けサイクルのパーツ運用は気持ち少なめでした。カバルドンなどに薄い構築の場合挑発を採用していたりします。素早さラインは無補正4振り、最速アカツキ抜き、準速スカーフ辺りが多そうです。

(2)キョジオーン

相変わらず一定の人気はありそうです。呪い型が流行ってると聞いたのでみがまもは切り気味に考えました。選出誘導でそもそも出さない方向でお願いしたいポケモンですね。どくびし要員、アンコール要員と組んでいることが多いので取り巻きの型をある程度読めます。

(3)ブリジュラス

ポケモンホープ、ブリジュラスはスケショカイリューの勝ち筋を通しにくくなるポケモンです。サーフゴーで対策するトレーナーが多く、吠える採用よりドラテ採用が多数派になると考えました。妖テラスで居座れると対抗しやすそうです。

がんじょう、持久力ともに優秀。型が豊富でスタンにも違和感なく組み込まれる厄介なポケモンです。特殊方面の選出誘導力があり、ブリジュラスに選出を歪められないことが構築の安定感に繋がります。

ブリジュラスの項で言及してしまいますが、ディンルーなどのステルスロック始動全般に弱いのでまとめて対策したいですね。

(4)グライオン

低速受けサイクルの要、グライオン。まあ要は受けルです。ある程度の対策はしたいと思いました。今季はそこまでしっかり対策しない方針で考えます。何故かと言うと、一度考え出すと性格的に完璧な対策を考えすぎてしまいアホみたいなことになるから(なったから)です。

(5)タケルライコ

瞑想エースに結構弱いです。オオニューラのどくびし展開を匂わせる並びを作れればライコの選出を抑制出来そうですが、対面してしまった時に抗える余地は欲しいところ。ひかえめ4振りくらいの火力を勝手に想定してたんですが、結局多そうな調整はよくわかりませんでした。

 

取り敢えずこれらを踏まえて用意した3匹がコチラ!

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ランドロス+ウーラオスに強く熱湯火傷のイージーWinが狙えるスイクンからスタートしました。スイクンは一般的にみがわり瞑想吠えるの型が多く、再生技が無いため高い負荷を与え続ければ突破出来ると考えられています。ねむねご型にする事で認識をズラし、アカツキを始めとした特殊ポケモン相手への居座り性能を高められるのでは〜という期待を抱きながら育成しました。あくび展開も余裕でカット出来ます。まあまあ強かったです。カイリューのアンコールや眼鏡サフゴのトリックに縛られるのが嫌だったので準速サフゴ抜きまでSを振ってみました。耐久値がギリッギリなのでDに振る方が良かったかもしれません。

スイクンが苦手な水ポンは軸の3匹が強く出られるので相性自体は良かったと思います。

次に考えたのはイーユイです。サイクル破壊と、あとキョジオーンのゴテラ展開を牽制。オバヒでチョッキでないランドロスや眼鏡カミを飛ばしたり対処が面倒なアカツキやサフゴに選出のリスクを与えます。ブリジュラスにも強そう。ランドからウーラオスに引かれるのが嫌だったので飛行テラバ型にしてみました。イーユイのゴテラ、妖テラはそれなりに有名なのでカイリュー地震を選ぶことも多く、選択肢の一つとしてはいいかなと感じました。

最後は挑発グライオンです。カバ、ディンルーに強く、キョジオーンの選出をかなり抑制し、グライオンミラーに強そうです。身代わりはステロとかにした方が出しやすいとは思ったんですが、一長一短だと思います。ランドロスを使っている方にグライオンがいると面倒だよね〜と言うことを教えていただき、シーズン後半に投入してみたポケモンです。グライオン入りにランドロスを出したい場合ウーラオスやパオジアンを出さないとケアが疎かになってしまうので、テーマに掲げていた選出誘導力が強く感じられます。グライオンがパーティにおり、耐久型と思われるスイクンがいると途端にオオニューラがどくびし要員に見えてくるのか、見た目の相性も良さそうでした。あまり出しませんでしたが、構築の完成度を高めた良いポケモンだと思います。ご助言下さったかげものさん、ありがとうございました。とても嬉しかったです。でもな〜グライオンの調整やテラス、技構成などは考察の時間が少なかったと感じます。TODプランに寄せて考えた方が良かったかもしれません。うーん。この枠はアロキュウとかにしても良かった…かもしれないです。でもグライオンの方がオシャレって言うか〜。

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こんな感じの構築に仕上がりました。

選出は①カイリューが通しやすいか、②オオニューラが初手に出しやすいか、③スイクンを通しやすいか、の3点を順にチェックし、後は相手の気持ちを考えながら真心を込めてポケモンを選びます。この辺は構築の練度を高めるのが良さそうです。先月から続けて使っているポケモンもいるので、そこは大分マシだったと感じます。

 

・何故負けたのか

レート2000踏めませんでした。正確には何故勝ちきれなかったのか。

1つは、最終日までの準備が足りなかったこと。上記のグライオンもそうですが、まだまだ突貫工事な構築だと思います。オオニューラのフェイタルで無理やり拾った試合も6試合ほどあり、もう少しブラッシュアップ出来た気がします。

1つは、後発ウーラオスと初手カイリュー相手に取りこぼした試合があったことです。ウーラオス剣舞や鉢巻インファでスイクンに突っ張って来た時、熱湯火傷を引けないと突破出来ないケースがありました。対戦相手がスイクンにやりずらそうにしているのは感じたんですが、強引に突破される場面も。場持ちを優先し食べ残しにしたんですがここをゴツメに変えたり、ねむカゴにして色々試したりするのもやりたかったです。初手カイリュー、難しいです。オオニューラに合わせてくるカイリューはラムやゴツメが多いんですがたまに竜舞スケショとかが来たりします。攻撃的なカイリューの切り返しはスイクンでは安定感がなく、熱湯火傷を引けずスケショでガツガツ削られたりします。ハバカミの甘えるで起点を作りたいですが、上手く選出出来ない時もありますしね。

1つは、最終日のツキの無さです。これは…言い訳です。私が私を贔屓目に見て擁護している部分があると思います。私も運勝ちしてますし。パオジアンの絶対零度が4/6で命中、ブリジュラスの素エレクトロビームが急所に当たる、2連痺れから急所。私も運勝ちと運負けを繰り返していて、少しだけ運負けの方が多かったかも。試行回数を重ねてトライし続けなくては文句を言う資格はないのですが、用意した時間が少なかったです。こういった記述をすると、私に理不尽な運要素を押し付けられた方への失礼に当たるやもしれません。マジで私が弱いのが悪い。

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最高はココ。

 

・まとめ

当座の目標に掲げていたレート2000、インフレシーズンの波に乗り、十分達成出来る可能性があったと思います。すごく苦手な構築があまりない、比較的優等生な構築です。

それだけに、とても残念でなりません!悔しい!悔しい悔しい!悔しいよ〜悔しい悔しい悔しい。

暫くは存分にヘラって、気持ちを切り替えたいところです。大幅に使用構築のタイプを変え、もっと柔軟な発想で構築を考えられるようにしたいと思っています。

他のプレイヤーの皆さんの強さを実感する月にもなりました。私が難しいと思っていることを事も無げにやってのける。別格の極道たちにリスペクトです。

とにかく、この記事を書き記す意義は、この悔しさを忘れないことです。暫くは肌寒い夜に思い出すことでしょう。パオジアンの絶対零度、その冷たさを。

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キミタケ&スイクン ここに眠る