レギュDの考察をします

お疲れ様です。タイトルの通りレギュレーションD環境の考察をします。

レギュレーションC環境最後のランクマッチが終わり、ヒスイポケモンや一部準伝説ポケモンが解禁されたレギュレーションDが始まりますね。

6月中に考察を進めていた方も多いかと思われますが、私は全然やっていなかったので慌てて追加ポケモン達を調べています。SV新規の対戦勢ですので新たに参戦するポケモンに関するダメージ感覚や知識に乏しく、月初の苦戦は必至でしょう。ランクマッチで目覚ましい成果を残している訳でもないですし有益な知識を提供できるようなプレイヤーではないのですが、自分のためにこういった形で文章を残しておこうと思いました。思いついたことをダラダラと書いていきます。

 

f:id:kimitakex:20230701012249j:image

この画像はポケモン実況者のアシキ様が開催したレギュレーションD準拠の仲間大会…の採用率を示したものです。これを元に考えます。

やはり追加ポケモンの採用率がかなり高いですね。明らかに優秀な追加ポケモンを構築の軸に据えて、それを補完するポケモンを組み込むような方が多くなりそうです。

 

圧倒的な存在感を放つのは水ウーラオス(れんげきウーラオス)ですね。専用技のすいりゅうれんだ、一致先制技のアクアジェットにより高い対面性能を誇り、かくとうタイプを持つため環境で猛威を奮っていたあくタイプの四災ポケモン(特にパオジアン)に強く出られます。悪ウーラオス(いちげきウーラオス)と選出画面で判別出来ない点も限りなく厄介です。

主流な持ち物は襷、鉢巻、スカーフ、パンチグローブなどでしょうか。対面性能を高める襷と鉢巻、サイクル性能を高めるスカーフ、つるぎのまい等と合わせて受け崩しを強化するパンチグローブ…と全ての型が強そう。これら全てを考慮すると対策ポケモンの数は非常に限られます。特に対面的な処理は難しそうです。クレセリア、サンダー、カイリュー、キョジオーン、テツノツツミ、どれも突破されるルートが存在しそう。ひえ〜。

パッと思いつくのはヘイラッシャ。ただヘイラッシャも鉢巻悪ウーラオスに勝てなかったりしますし、「こいつヘイラッシャで受けようとしてるな」という魂胆がバレバレになってしまうので後手に回って対策としては強くなさそうです。HBサーフゴーも悪ウーラオスが怖い。ちょすいドオーはまあまあ良さそうですがサイクルが発生するので対面構築マン的には何かいまいちです。トップメタへの対策ってあからさま過ぎると良くないですよね。テラスタルで切り返すのも不毛な読み合いが始まりますし。

マリルリウォッシュロトム、テツノカイナ、ニンフィア、ガラルヤドキング、ハリーマン辺りはウーラオス側のマークが多少薄そう…でしょうか。現時点では個人的にブリガロンを推しています。やどりぎのたねを初め交代先に負荷をかける技も多くて使いやすそうです。サイクルを前提に考えるならレジエレキなんかもいいと思います。

ともかく、ウーラオスの処理ルートは出来る限り複数用意した方が良さそうだと思いました。

 

次にヒードランの事を考えます。

ヒードランは優秀なタイプを持つため特殊受けの性能が高く、S77というまあまあなすばやさからちょうはつを打ったり、専用技のマグマストーム+まもるで相手を削ったりするのが強いらしいです。陰湿なサイクル構築には確実に組み込まれそうです。なんかウーラオスより受ける印象はウザいです。

分かりやすい対策は至ってシンプルで、じめんタイプが4倍なので「見えてるじめん技」で交代やテラスタルを誘って崩していくか、「見えていないじめん技」(ハバタクカミのじめんテラバーストなど)で不意をついて頃すか。

個人的にはヒードランが真価を発揮するのはシーズンが進んでメタが回り始めた時だと思います。

想定されやすい処理ルートが確立した頃それに合わせた耐久調整が施されたり、チョッキや眼鏡、鬼火搭載の物理受けなど型が増えそう。ヒードランの流行を追うギャルになるのが重要そうなので、型が増え始めてからまた対策を考えるべきだと思います。どくびしや一撃技でも崩しにくいしマジで厄介ですね。将来的にはすごい…すごいウザくなると思います。コノヨザルのじしんとか、そういういい感じの不意打ち要員を考えてカモれれば序盤は勝てそうですね。

 

ランドロスいきます。

ランドロスはじめん・ひこうの複合タイプを持っていて、特性はいかく、種族値が優秀とポケモン狂い達にめちゃモテしている存在です。レギュレーションCのカイリュー程度によく見るポケモンになりそうです。

ランドロスは「何をするかバレてても強い動きが出来る」ポケモンという印象があります。スカーフ、鉢巻のこだわりアイテムを持っている火力のある型か、ゴツメやオボンを持った耐久力のある型か、少なくとも初期環境はそのどちらかだと判断していいと思います。チョッキやビルドとかはまだマイナーになりそう。テラスは弱点を打ち消す水、攻撃範囲が優秀な妖、一致テラバーストが魅力的な飛行…あとはテツノツツミやマリルリを見る電気などが考えられます。どれも強そう。

対策はヒードランと同じく4倍弱点を持っているのでセグレイブやテツノツツミ、パオジアンなど強力なこおりタイプで圧を掛けるのが1つ。「見えない対策」の方はやりずらいですよね。こおりテラスは基本的にあまり強くなさそうです。

月並みですが素早さが早くれいとうビームを強く使えるゲッコウガで困らせるのはどうかな〜と思ってます。クレセリアも良さそうですがとんぼ返りをまあまあのダメージで食らうのが嫌ですね。水ウーラオスがいると多少は出しにくいと思うのでそこは救いでしょうか。

個人的にはランドロスに勝てるランドロスを考えるのがアツいのでは〜と思っています。具体的には思いついていないんです。

とにかくほぼ毎日見ることになるポケモンなので仲良くなりたいと思います。

 

あとはガチグマも人気そうですよね。じめん枠をランドロスと競合するのでやや迫力は劣りそうですが。こんじょう+からげんきの超火力を匂わせつつ、チョッキやあくびで想定からズレた動きをするのが非常に強力そうです。Sが遅く先制技を持たないためカタストロフィや格闘打点で体力を削り、まとめて一貫を作ることが出来れば処理は出来そうなので上記のポケモンに比べるとやや警戒度は下がると思いました。壁展開などでサポートをされるとそういった処理が難しくなりそうなので、構築次第では化けそうです。

 

バサギリ、ヒスイダイケンキの起点作成要員もやや流行の気配を感じます。ステロが痛いポケモンは動きにくくなりますが、特定の調整を施さなければともにウーラオスに弱かったりしますし、キノガッサに圧力を受けるのも怖く、サイクルに組み込む耐久力がある訳では無いので、起点作成はディンルーに軍配が上がるのでは〜というのが現時点での感想です。少なくともカイリューが評価を下げる要因にはならなそうです。

 

ざっと思いついたのはこんな感じです。

水ウーラオスヒードランはやはり頭一つ抜けて強そう。

既存のポケモンではディンルーは相変わらず強そうでハバタクカミも強そう。ミミッキュが数を減らすでしょうし。

次点では相手の想定を崩す悪ウーラオスランドロスが強そう。

既存のポケモンではカイリュー、サーフゴー、テツノツツミ、パオジアン、キノガッサ辺りが強いと見ています。

とりあえずはこれらの対策を3〜4体単位で見つつ、パーティを調整するのがいいんじゃないですか!

 

終わりです!  〜Fin〜