お疲れ様です。今回はVtuberこらる様主催の仲間大会「こらる杯」に参加させていただきましたので、書き付け程度ではありますが振り返りを残します。(とっっっても楽しかったです💖໒꒱ )
ルールはレギュレーションB準拠で、使用できるポケモンに一部制限が掛かっています。「600族」「パラドックス」「指定の高耐久ポケモン」から一体を選択して構築を組む感じです。
レギュレーションB準拠ではありますが実際はレギュレーションA環境に近く、パワーのあるポケモンを並べたスタンパを作りにくいので、「制限枠でない」強い動きが出来るポケモンをメタりつつ、「制限枠の強力なポケモン」もバランスよく意識するのが大事なルールだと思いました。
ここからは私がパーティをどんなふうに組んだかを振り返ります。
(1)環境調査
まずは制限外のポケモンです。
シーズン4を参考に制限ポケモンを除くと上位のポケモンは…サーフゴー、ドドゲザン、コノヨザル、マスカーニャ、水ロトム、ハッサム、ジバコイル、ミミッキュ、クエスパトラ、カバルドン、ラウドボーン、イルカマン、キラフロル、ウルガモス、キノガッサ…と並んでいます。
パッと見る感じ、ミトムやマスカーニャ、ジバコイルと言ったサイクル適正の高いポケモンが並んでいますね。サイクル構築の王者イルカマンも目を引かれます。サイクル構築はパワーを落とさず実力を発揮出来そうです。
クエスパトラも強力なポケモンです。レギュレーションC以前のルールならでは、と言ったところでしょうか。もし採用されるならアシパ型が殆どになるであろうことは容易に想像出来ます。壁展開までする場合はオーロンゲ、もしくはクレッフィ辺りが相方になりそうですね。
対面構築も捨て難いです。いわゆるミミガッサの並びが圧を放ってきます。耐久ポケモン(特にヘイラッシャ)で止まらないので、ミミッキュはかなり強いはずです。
ポケモン単体で見ると、要注意メンバーは優秀な起点作成要員であるカバルドン、スイーパーとして優秀なドドゲザン、唯一のてんねんポケモンであるラウドボーン、積みエース+物理受けの両方を担えるウルガモスが挙げられます。
これらの構築、ポケモンにはある程度の解答を持ちたいですね。
まずサイクル寄りの構築についてですが、特に大事なのはミトムとジバコの処理だと思いました。
ミトムの処理速度を高められるのはくさ打点。そしてミトムの攻撃をタイプ受け出来るのはくさです。くさタイプを構築の要素に組み込むことでミトムの展開を牽制できます。ジバコイルは足が遅いので上からじめんタイプの打点を打ち込みたいです。その気配を感じると、ジバコイル側は「テラスを切る」か「引く」か、どちらかの動きをしてきますので、そこをしっかり抑えておこうと思いました。
クエスパトラについてですが、壁無しであれば処理ルートは複数用意出来ます。クエス入りと当たった場合は、しっかりと動きを想定した選出を心掛けた方がいいはずです。クエスはエンジンが掛かると止められないので、悠長な積みを作る起点にならないようにしたい。ちょうはつやアンコール、連続技、悪テラスといった要素が欲しくなります。
対面構築相手は選出が全てです。ミミッキュが初手に来た場合、ラストに来た場合。キノガッサが初手に来た場合、ラストに来た場合。どちらのパターンも対策出来るように、対策ポケモンを簡単に失わないようにするのが大事そうです。レギュレーションBの対面構築は特に物理に寄っているので、テラス込みで物理受けの能力が高いポケモンを入れることが出来ればある程度の対策にはなると思います。
上記要素を踏まえた上で、要注意ポケモンのメタを組み込み、タイプの一貫を切りながらメンバーを考えていきました。
(2)実際のパーティ
前日に開催していただいた練習会の感触を元に完成したパーティがこちらです。
上から
・普テラゴツメサーフゴー
・草テラチョッキラウドボーン
・普テラふうせんストリンダー
・妖テラたまミミッキュ
・草テラ襷パルシェン
・飛テラあつぞこカイリュー
です。
クッションのない対面チックな構築です。カイリューを通すのがメインプラン。
それぞれの採用意図ですが、サーフゴーは物理受けです。コノヨザル、マリルリ、カイリュー、キノガッサ、イルカマン、ミミッキュなど物理アタッカー全般を誤魔化す能力が非常に高いです。いわゆる便利屋。HBベースで一舞カイリューを麻痺込みで抜ける調整をしました。
ラウドボーンは確実に入れたかったので入れました。相手の積みを抑制出来るのはラウドボーンしかいません。じゃあどういう型で使うかなんですが、物理受けのラウドボーンが主流だと思ったのでそこに強く出られるラウドボーンにしようとHCチョッキラウドボーンにしました。草テラスにすることでロトムも見れます。相手の意表を突きつつゴツメサフゴと役割も被らず満足です。
ストリンダーですが、コイツはカバルドン絡みの構築に対するメタで用意しました。ちょうはつ+ふうせんでおおよそのカバを完封しつつ、交代先に毒を入れたり出来ます。タイプが優秀なのでマスカーニャに対面勝てたりするのもいいです。純速なのでHBクエスに毒を入れたりも出来ます。
トップメタであるラウドボーンに強いのも評価点となります。
たまミミッキュは特に言うこともありませんがハバカミに破茶滅茶に強いのがいいです。耐久調整はミラー意識です。
パルシェンはカイリューとミミッキュに対する選出圧を与える係として呼びました。草テラスにすることでミトム、イルカマン、キノガッサに対する役割を強く出来ますが…じめんテラスでボルチェンを止めたりサーフゴーに打点を持ったりする方が良かったのかもしれません。それだけミトム等を重く警戒してました。
パルシェンのようなシンプルな抜き性能を誇るポケモンがいると選出が誘導しやすくなるので、見えない役割を担っています。
そしてエースのカイリューです。
ここで制限枠のポケモンについて少し触れるのですが、やっぱりどう考察してもカイリューが一番強かったです。(割愛)
カイリューサフゴに強いサザンドラ、セグレイブ、ハバタクカミ、テツノツツミが一定数見られるとは思いましたが、基本はカイリュー対策をすれば丸いと思いました。なのでステロは撒かれそう→あつぞこブーツ採用が決まりです。
竜舞飛テラ型のいい点は制圧力です。ウルガモスに少し薄い気がしたのでこの型にしてみました。
ジバコを見るためどうしてもじしんが欲しく、思い切って3ウェポンに。
ともあれ無事パーティが組めました。こらる杯優勝、キメッぞ!元気にとびだ躁!!!
(3)対戦を終えて
結果は確か10勝5敗。なかなか頑張りました。
こう言うことを言うのは嫌なんですが運負けしました。←運も実力の内だろうが アイヘ怯みが無ければ、同じ方とマッチングして型バレが無ければ、ドエライ低い乱数で耐えられなければ、急所が無ければ…そう思ってしまいます; ; ←泣くな
とは言え運勝ちは殆どなく、負けも言い訳ができるものが多く、事前の考察は良い方に働いたのでは、と実感できたのは素直に嬉しかったです。
特に偉かったのはストリンダーです。殆ど想定通りの活躍をしてくれて、褒めてあげたくなりました。生きてるだけで偉い!
反省点としては、考察をしていない見落としている強力なポケモンがいたことです。それはオノノクス。確かにカイリュー、ミミッキュ、ラウドボーンを破壊するパワーを持っていますし、オノノクスが動かしやすい環境でした。3回マッチングしたのでもう少し考慮した方が良かった。こういうミスも経験になります。でも悔しいです!
皆さんはどうでしたか?満足のいく結果でしたでしょうか。
振り返りはこんな感じです。愚文で申し訳ありません。しかし、こらる様がこらる杯開催を企画してくださり、本当に素敵な体験が出来ました。
告知がされた日からパーティを脳内でこねり続ける日々。「どんなボイスを言ってもらおうかな」と妄想をし続ける日々。その日々が6月を楽しくしてくれました。こらる様、そして大会に参加した皆様、ありがとうございました。感謝ばかりです。今後もげんきにとびだして下さると嬉しいです。
そして次回があれば…その時は皆さんを鏖殺し、私こそが最強のトレーナーであると証明したいと思います。うおおおおお!行くぞハリテヤマ!