シーズン19 誰のためでもなく

 お疲れ様です。キミタケと申します。

ここ最近で感じたことを幾つかのテーマで心の向くままに書きます。備忘録というヤツですね。カテゴリは怪文書

 

ハバカミについて

ポケモンが好きです。相変わらず冴えない日常を過ごしてながら生きていますが、ポケモンというコンテンツが日々に潤いを与えてくれていると感じます。自分はポケモンSVから参入したプレイヤーなのでSVを構成する要素には是非は別にして思い入れがあるんですよね。本作から追加されたポケモン達が好きです。若者たちの光を巡るストーリーが好きです。時に不条理なテラスタルを用いた対戦がなんだかんだで好きです。次世代、あるいは外伝の作品もとても楽しみですが、やはり私を育んだのがSVなのは過去未来と変わらないと思っています。

ところで皆様にもご同意いただけるのではないかと存じますが、SV特有の対戦環境を代表するポケモンと言えばやはりハバタクカミちゃんでしょう。本作SVから登場した過去の時代のポケモン、本来であれば私達が出会うはずのなかったパラドックスポケモンであり、よなきポケモンムウマと酷似した姿を持っています。

パラドックスポケモンが解禁されたレギュレーションBから環境の最前線を走り続け、沢山のトレーナーに愛されているカミちゃん。そんなカミちゃんはある料理に似ています。ラーメンです。以下類似点列挙。

・環境トップ

食事界隈の環境で無視出来ない存在感を放つラーメン↔︎対戦界隈のトップメタであるハバカミ

・早い

提供が早く各店舗にアクセスしやすいタイムパフォーマンスにも優れるラーメン↔︎S135のラインを定義する高速ポケモンのハバカミ

・中毒性がある

代替の効かない旨みが中毒者を産むラーメンの魅力↔︎高速霊妖特殊の代替が効かない性能に構築構成者が中毒状態に陥るハバカミ

・型が豊富

店舗の数だけ型がある、今なお開拓を続けるラーメンという料理↔︎馬鹿みたいに型が多くてウケるハバカミ

・デザインがいい

湯気の立ちこむ香るスープには飽きを防ぐべく個性豊かな具材達が浮かび、麺の周りで立体的な景色を作り上げるその姿は人々に期待感を超え多幸感さえ抱かせるラーメン↔︎おっきくてフワフワでとにかく可愛いハバカミ

・死の影

常食すれば死の危険が滲みよる罪な料理、ラーメン↔︎ゴーストタイプらしく人と暮らす上での危うさも無視出来ない、ハバカミ

よって、構築にハバカミを採用しないのはラーメンを啜らずうどんばかりを啜るに等しい行為と解釈出来ます。私はラーメンが大好きです。外食コンテンツ自体が好きなんですが中でもラーメンというジャンルは規模が大きくメインコンテンツとして楽しんでます。何が言いたいかと言うと、ハバカミのようなラーメン的ポケモンを上手に使うのも私にとって大事なのだなと。役割のはっきりしたマイナー寄りなパーツ、言わばコジード・ア・ポルトゲーザポケモン(例:ハリテヤマ)を組み込んで構築を組むのも性に合っていますが、カイリューカミのような人口に膾炙するラーメンポケモンを追求するのも構築というレストランを経営する上で大事ってことですね。

ハバカミを起点にランクマの話に。6月の取り組みですが、当初予定していた別ゲーの時間と不測の事態の両方で結論大分サボってしまいました。ですが5月の反省を忘れず頑張っている最中です。今月雑魚かったことはポジティブに捉えられます。後半はそれなりに手応えもありました。思考の経過等も含めて来月また記録、報告しようと考えています。毎シーズン記事を書いてる筆者的には珍しい傾向ですが、まあそういうこともある。

現環境は初手出しでゲームが終了しやすいパワーを持つ伝説枠に対して、一般の対策枠に引く解決方法がメジャーになっています。これまでのスタンは対面スタンの色が強かったのに対して、今はサイクルスタンになってる感じです。構築から始まり選出、初手、技、テラス、中長期の展開の中で複数回の択を余儀なくされる傾向です。加えて同速勝負も多い。この環境で安定して勝つためには、大別すれば素直にサイクルの練度を高めるか完成度の高いギミック(固定行動)を仕込むかの二路線に思います。対面構築においてはサイクル的思考の誘導、つまり前者の対応を行いうる並びの誤認と、後者のギミック要素、つまり再現性のある起点等を考えながら環境に適応する必要がありそうです。そこで重要なのがハバカミを始めとする共通認識のあるパワーの高いポケモンだという話。ラーメン屋になるつもりはありませんが、ニンニク増しの勇気も時には大切でしょう。

また、現環境の対面構築は初手よりもむしろラストから逆算してみると考えやすいかな?と思っています。初手の対面は解決されやすく、序盤のアドバンテージを稼ぐ逃げ切りより後半の追い込みが強そう。逃げ?追い込み…?

 

ウマ娘について

Cygamesが展開するコンテンツ「ウマ娘プリティダービー」をご存知でしょうか。私はアプリユーザーでして日々楽しませていただいてます。実在する競走馬を美少女に擬人化した存在「ウマ娘」達がレースを通してポジションゼロを奪い合い、競い合い、成長し、歌って踊る、そんなコンテンツとなっています。最近公開された「新時代の扉」という映画がとても良かったので電子の海に書き残そうという自発的な試みです。

ウマ娘を始めたキッカケなど。元々Cygamesが手掛ける別ゲー「グランブルーファンタジー」のユーザーだった私は同社への信頼が幾らかあり、アプリリリース前のアニメも見たりぼんやり動きをチェックしてました。ウマ娘自体への期待はそこまでなかったのが正直なところ。アプリが配信されて、パワプロを彷彿とさせるゲーム部分のシンプルな面白さ、テキストベースなUIへの相性、それからテイエムオペラオーのキャラクター性に惹かれて徐々に「いいね〜」となっていきました。そして今に至ります。ウマ娘を通して実際の競馬を楽しむ選択肢も増えました。土日は馬券を購入しますし、近場の競馬場にも何度か足を運んでます。競馬場はご飯も美味しいしとても面白い場所です。血統や配合も奥深いな〜と思いウイポ(リアル路線の競馬シミュレーションゲーム、シリーズを経ても進化しない部分が多いが代替がない作品)をプレイしたり匿名掲示板で話したりしてます。某所でヘロド系への熱い情熱を持った方を見かけ、勉強にもなりました。思い入れを持って応援していたのはエフフォーリア。天皇賞秋は本当に素晴らしかった。王道路線の大レースで、世代を問わず強者とぶつかるのはやはりいい。沢山の陣営の思惑が渦巻く複雑な状況で、応援する理由のある馬が抜きん出る姿を見るのは胸が打たれます。同世代で競った皆さんも最高の競走馬です。最近ではホープフルから見ているシンエンペラーくんを応援しています。

ウマ娘の話に戻ります。キャラクターコンテンツを楽しむ姿勢は人それぞれあると思いますが、私は少なからず自己投影をする夢女子傾向があり、ウマ娘も「彼女と私」的な見方をするのですが、そのやり方でいい感じにコチラを楽しませてくれるんですよ。ウマ娘は。

ゲームの舞台は国内屈指のアスリート育成学校であり入学も狭き門である「トレセン学園」、日々の厳しいトレーニングを乗り越えてでも走りたい、皆走るバックボーンがあります。ウマ娘は本能的に競争への情熱を持っていて、それを軽んじるものは一人もいません。競争の先にある何かを信じてひたむきな努力を重ねます。そんな彼女達を専属トレーナーとして支える。

比較され、競争を強いられ、時に疲弊する社会です。その先にある何かなど信じて生きている人はそう多くないでしょう。諦観を抱きながらも大人になった我々…ウマ娘が走るのは我々のためでもあります。「その先の何か」には私達もいるんです。だからこそ、ウマ娘を想う上では「私」を軽視出来ないと思います。レースを知り、ライバルを知り、現実を知り、世界を知り、「私」を知ることでその先の未来へと進んでいく。競馬という題材を通して勇気を与えてくれます。そういう根幹のテーマを信頼出来る限り、私は今後もウマ娘を応援出来そうです。君もウマ娘をチェックだ!とにかく映画を観よう!

余談ですが、ウマ娘ちゃんのアイコンを使いSNSで幼稚、稚拙極まる発言を繰り返す下品なアカウントを見ると、殺してやろうかなという気持ちになります。お前は恥ずかしくないのか?ウマ娘に。

 

その他について

仕事とコンシューマーの別ゲー、ポケモンと両立させるの難しいっすね〜。私は精神に爆弾を抱えているので無理は様々な観点から禁物の状態です。ただ、キャリアを考える上で努力をしなくていい訳ではないのも理解しています。何事も程度と兼ね合いですね。最近は真・女神転生ⅤⅤとエルデンリングをやりました。面白かったです。0と100しか出来ないのでめちゃくちゃに睡眠時間を削りプレイしまくってしまいました。誰か程度と兼ね合いを教えてくれよ。あと飲酒ランクマって何杯までなら飲んでいいんですか?今日ポケさん辺りが企画で検証して欲しい。どれくらいのアルコール摂取量から勝率が著しく低下するのかデータで見れたら面白いと思います。よろしくお願いします。

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